ユニバーサル遺伝子発現

種を超えたアプリケーション、免疫プロファイリングの選択肢

ユニバーサル遺伝子発現
GEM-X Universal Multiplex

GEM-X ユニバーサル 3’および5’ マルチプレックス

新登場!小さいサンプル数キットの選択肢と、サンプルあたりのコストをさらに低減

GEM-X ユニバーサル製品のオンチップマルチプレックス機能により、あらゆる規模で高性能かつ費用対効果の高いシングルセル研究が可能になります。新しいキットの登場により、コストがさらに削減され、より広範な研究を進められるようになりました。

  • シングルセル解析リーダーから、初期費用を抑えた少ないサンプル数のキット(8サンプル、約86万円)をご提供
  • 16サンプルキットの価格を改定し、サンプルあたり約10万円以下で解析
  • 簡単で生物種を問わないマルチプレックス:前処理でのサンプルタグ付けは不要
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生物種を問わないシングルセル解析:高い性能と手頃な価格

ユニバーサル 3’または5’を選ぶことで、幅広い種のサンプルに対応でき、網羅的なトランスクリプトーム解析が可能になります。この技術は、免疫プロファイリング、多様な種のサンプルの取り扱い、広範な遺伝子発現情報の取得など、多くのアプリケーションに最適です。

従来のシングルセルアッセイの限界

  • 貴重なサンプルを失うリスクが高く、時間のかかるワークフロー
  • トランスクリプトアイソフォームの捕捉を含む、包括的な解析の選択肢が不足
  • 性能が低く、ばらつきが大きいため、信頼性の低い結果につながる
  • オフターゲットなシーケンスリードが多く、より深いシーケンス深度と多くの予算が必要

ユニバーサル 3’と5’が研究を加速させる理由

  • 最小限のハンドリングと高い細胞回収率を実現し、装置がサポートする効率的なワークフロー
  • V(D)Jシーケンスや抗原特異性など、包括的な解析とマルチオミックスオプション
  • 高品質なデータと優れた再現性により、正確な洞察を提供
  • オンターゲットでマッピングされたリードが増え、使用できないリードが減ることで、シーケンスコストを削減

強固なワークフローの選択肢

マルチオミックスやコスト効率の良いオプションを備えた装置がサポートするワークフローが、多くのお客様の研究ニーズに応えます。

5’ マルチオミックス リードアウト

細胞表面タンパク質、TCR/BCR配列、CRISPRガイド、および抗原特異性を捕捉します。

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3’ マルチオミックス リードアウト

細胞表面タンパク質の捕捉により、細胞のサブポピュレーションを特定し、細胞の状態を明らかにします。

仕組みを学ぶ

簡単なオンチップ・マルチプレキシング

1~8サンプルを処理でき、小規模でもサンプルあたりのコストを低く抑えられます。

種を問わないワークフロー

前処理でのサンプルタグ付けが不要なため、マルチプレックスのワークフローでも、多様な種のサンプルを取り扱うことができます。

ユニバーサル製品は、以下のような用途に最適です。

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保存済み血液サンプルのV(D)Jプロファイリング

可逆的なPBMC固定法と全血凍結保存法を用いて、がんや自己免疫疾患を持つ患者のサンプルデータを含めた、シングルセル免疫プロファイリングの情報をご確認いただけます。

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選択的な転写産物アイソフォームの検出

ユニバーサル 3'および5'アッセイを使用して、シングルセル解像度で選択的スプライシングを同定するためのロングリードシーケンスライブラリーをどのように生成できるかをご覧ください。

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マルチオミックス5' CRISPRスクリーニング

数千もの遺伝子をスクリーニングし、遺伝子発現やCRISPRガイドに加え、細胞表面タンパク質やV(D)J受容体配列を取得することで、機能的ゲノミクス研究を加速させます。

ユニバーサル 3'と5'を活用している研究者の例

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加齢に伴う免疫系の機能不全を理解する

アレン免疫学研究所の研究者が、1600万以上のシングルセルからなるヒト免疫系のアトラスを構築し、希少な末梢免疫細胞のサブタイプを特定しました。さらに経時的な変化のパターンを解析した事例をご覧ください。

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小児がんに対するCAR-T細胞療法の進展

臨床試験の舞台裏に迫ります。スタンフォード大学の研究者たちが、びまん性内在性橋膠腫におけるCAR-T療法の患者腫瘍への影響を、より明確にした方法について説明します。

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疾患の重症度と治療効果における鍵となる因子の特定

scRNA-seqを活用して、COVID-19の重症例に関連するバイオマーカーや、転移性黒色腫における治療応答の隠れたドライバーを明らかにした、3つの大規模な研究事例をご覧ください。

免疫学に焦点を当てる

Spotlight image

免疫学研究のハイライト

同分野の研究者が、自己免疫、免疫腫瘍学、感染症などの分野で、細胞のメカニズムやシグナル伝達経路をどのように解明しているかをご覧ください。

論文ハイライトをダウンロード

検証済みプロトコール:PBMC固定

新鮮に分離したPBMCおよび凍結保存したPBMCを、その後の3'および5' scRNA-seq用に固定するためのプロトコールです。このプロトコールで、ワークフローを効率化し、実験の一貫性を向上させることができます。

プロトコールをダウンロード

ユニバーサルアッセイについての研究者の声 

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「10x Genomicsのテクノロジーは私たちにとって非常に強力なツールです。これを使うと、免疫細胞の表現型とTCRのクローン型のトランスクリプトームを同時に評価することができます。そのため、骨髄移植後の免疫応答が何によって引き起こされるのか、そしてなぜ移植後に合併症が見られることがあるのかを、本当に深く理解する可能性を与えてくれます。」
デヴィッド・ミショノー医師(PhD)
パリ・サンルイ病院血液内科教授

ユニバーサル 3’および5’の仕組み

ワークフローの概要

生物種を問わないケミストリーと幅広いマルチオミックスのオプション、そして自動化による細胞分画化が組み合わさり、広範なアプリケーション(免疫プロファイリング研究を含む)を、小規模スケールでも低コストを実現します。

Worflow overview diagram

サンプルスループットを向上させるために、Cell Hashingまたは遺伝的デマルチプレックスのアプローチも使用可能です。†

ワークフローのハイライト

Feature image

簡単なオンチップマルチプレックスオプション*サンプルあたりのコストを抑え、少量のサンプルに対応

  • 1チップあたり最大8サンプル、最大4万細胞を、少ない試薬量、低いコストで実施
  • 1セットあたり4つの独立したサンプルをバッチ処理し、全て分画化された細胞を同じ回収ウェルに収集(追加のステップは不要)
  • 生物種を問わないアプローチと、限られた細胞サンプル(幹細胞、セルソーター後の細胞など)からの少ない細胞インプットでも解析可能
Feature image

高性能を実現する自動化された細胞の分画化

  • 1回のランで1~8サンプル、または最大16万細胞†(1キットあたり最大48サンプルまたは96万サンプル)をわずか数分で分画化し、バーコードを付与
  • 最大80%の細胞回収率を実現し、少ない細胞投入量、そして壊れやすい細胞も捕捉できるため、あらゆるサンプルからより多くの情報が取得
  • 異なるラン、異なるユーザー、異なるタイムポイントでのR²値が0.97と高く、高品質で一貫したパフォーマンスを保証

注目のリソース

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GEM-X Universal 3’ Gene Expression Product Sheet

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GEM-X Universal 5’ Gene Expression Product Sheet

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幅広く、多くの用途に対応したシングルセルアッセイのポートフォリオ

10x Genomicsのエピキットを使えば、クロマチンアクセシビリティを解析し、遺伝子制御メカニズムを調べることができます。Flexキットは、固定サンプル(FFPEを含む)や低品質のRNAを用いる実験に対応し、また複数施設での共同研究や長期研究にも納得の柔軟性、スケール、コスト効率を提供します。これにより、お客様のスケジュールに合わせてサンプルを固定、バッチ処理、実験の実施を行うことができる便利なワークフローが実現します。

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Single cell site preview

*GEM-X ユニバーサル 3’および5’のオンチップ・マルチプレキシングは、一部の地域でのみ利用可能です。詳細については、最寄りの営業担当者にお問い合わせください。

†シングルセル研究の経験が豊富な研究者は、Cell Hashingまたは遺伝子デママルチプレックスによって、この製品能力以上のスループットを向上させることができます。3'および5'キットでのCell Hashingに関する詳細は、それぞれ こちらこちらでご確認いただけます。

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